9/16(木) あっぺとっぺ・・ オオムラサキが・・・
本日は こんなお話 です。
虫が私たちに教えてくれること
私たちが大切にしないといけないこと
講演会記録 昨日の続き で 昆虫学者 絵本作家 岩手大農学部大学院卒 澤口 たまみ 氏
「虫のつぶやき聴こえたよ」
~こころの声をこころで聴く力~
【言葉にならない言葉を感じる感性の大切さ】
3つの小さいキノコを見た3歳児が,
「たいへんだ!」と言って絵本を持って来た。
なぜなら,自分が預かり保育をしており,
「小さい子(キノコ)が3人でお留守番しているから絵本を読まなくちゃ」
と思ったようだ。
言葉にならない言葉,声にならない声を感じる力の「感性」は
大人になっても失わない方がいい力である。
今は,口から出た言葉だけで意思疎通になってきており,
心の中は分からない時代である。
反応のない虫に「何食べるの?」と聞く子どものように
「何をしてあげたら喜ぶか」と考える感性を持ち続けることが大切である。
言葉を操らない存在と,
心を通わせる力を育むお手伝いを虫がしてくれている。