またまた昨日からの続き

次は心のほうです。
心のエネルギーをチャージする3つの要素が必要になります。
①安心感
②楽しい体験
③認められる体験
この3つがバランスよく与えられることで、
「よし、勉強がんばろう」「今度の試合は必ず勝つぞ」「将来はこんな大
という前向きな気
「やる気」を出してもらいたいと思ったとき、
親にできることは?
それは、
①やる気の「土台」をつくる
②やる気をつぶさない
の2つです。
「やる気を出す」ためにも最低の条件
①「ちゃんと走る車」に当たるのが、<人間のよさ>体験
②「ガソリン」に当たるのが、心のエネルギー
③「運転技術」に当たるのが、社会生活の技術
著者は、この3つを「心の土台」と呼んでいる。
心の土台を、
いかにして作り上げていくか
ここが、親の、児童館、学校、地域のできること
まず、①の<人間のよさ>体験
「人っていいな」の実感が、他者への信頼度を育てる
いつ,どんなときに<人のよさ>を体験するのか。
それは、
生まれてから今日に至るまでの、
日常のすべての場面と言える。
泣いたらお母さんがおむつを替えてくれた、
お父さんに高い高いしてもらった、
おじいちゃんとコマ回しをした、
おばあちゃんがセーターを編んでくれた、
担任の先生にほめてもらった……。                                                                                                              児童館の職員にだっこしてもらった                                                                                                                                 ぐるぐる回してもらった                                                                                                                                                                                                         マグロになって逆さまにつるされた
そんな「うれしいな」「温かいな」と思える体験が、
すべて<人間のよさ>体験。
<人間のよさ>を日々実感して育った子は、
人を信じる力がついてくるから、
見知らぬ他人からの投げかけにも、
素直に応じることができる。
自然とにじみ出るかわいらしさや
子どもらしさがあるため、
周囲の人にかわいがられる。
その結果、ますます<人間のよさ>体験が増え、
いい人間関係の中で育つことができる。
他の人の「やる気」を高めることは難しい。
子どもといえども、
厳しく怒れば「やる気」が高まるというものでもない。
特にこの著書で書かれているように、
「心の土台」をしっかりと作り上げていく必要がある
改めて、
児童館がしていくこと、
しなければならないことを
地道に積み上げていきたい。