とってあげると 背の低い草花がどんどん勢いを増して

前日の話に続いて こんなお話を

   そう思って じいさんも 

虫、花、月、お日様 お星様 宇宙のお話を

  続けていきます

もちろん子どもたちのお話も そして笑顔も

  伝えていきます。

 

【少年院で言葉を教える仕事を通して】

少年院に来ている子たちは,                                                                                               型にはまっている文章(反省文など),                                                              決まった文は書くことができるが,                                                                                                                     自由に書くことは苦手である。                                                               「文章を書く」とは,自分への問である。                                                                                                                 心にある言葉を出す作業をするだけである。                                                                  しかし,それが苦手である。

なぜなら,ほぼ全員が,しゃべるのが苦手で,                                                 例えば,「ありがとう」や「ごめんなさい」を言うべき時に言えないなどのように,                                               必要な時に必要な言葉が言えないからである。                                                                                                                                             思っていても伝えられないから分かってもらえない。                                                                    彼らが自分の心にある出しにくい言葉をもう少しだけ出すのが上手だったら,                                            少年院に来てなかったかもしれないと考える。                                                                                    

テーブルといすをつくって

 かっこよくなくてもいい。                                                                  文章は伝わることが大切。                                                                                日常の言葉は,自分の気持ちを伝える手段としてある。                                                                                  あなたの言葉で喜んでくれる人がいるということを知ってほしい。                                                                                                            出せない言葉を分かってあげることも大切だが,                                                                                                                      どうしても必要な場面で出すことが最も重要である。 

 教師の言葉は,子どもにとって魔法の言葉である。                                                                                                       大人は,「うまい」「へた」と簡単に使いがち。                                                                                      写真みたいに描くこともうまいが,                                                                    ピカソみたいなものを天才と思えるかどうかである。                                                                        それぞれの個性豊かないいところを見つけられるといい。                                                      子どもたちが生まれてきたところ,                                                          これからずっとずっと生きていく世界はすてきだと思えるよう,                                                    先生方の話の中,                                                                   言葉がけの中に花,虫,月,などの                                                                                                自然の物がたくさん登場してもらえるとうれしく思う。

いすに座らせて

※ 幼稚園の先生方にお話ししたものですが、                                                                                                                                                              我々大人、職員、親、周りの大人のかかわり、ことばかけを大切にしたいと考えます。 

 

名札を 考えましたね。

今日もヤマトシジミが